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本藍染めの体験

2008-04-01 (Tue) 16:18  
年度末だった昨日、藍染めの1日学習&体験コースへ行ってきました。

私が初めて体験した、絞り染めがこちら↓です♪
対角線で模様を入れられたので、良い感じに仕上がりました

  藍染めのハンカチ

手渡された真っ白いハンカチを、輪ゴムで2ヶ所絞ってから
藍の樹液の染料へ入れて、ちょっともみこみます。

引き上げた瞬間は、樹液の緑色なんですが
空気に触れた瞬間にあれよあれよと鮮やかな藍色に変わっていくの。

それは、空気酸化による華麗なる大変身!
瓶覗(かめのぞき)っていうんだそうです。

いつもお世話になっている、着物屋さんからの紹介でしたが
改めて「藍染め」の素晴らしさを知ることができました。

天然の藍は数世紀に渡り親しまれ、日本の藍は深い色合いで有名です。
「ジャパンブルー」と呼ばれ、日本人の肌色に美しく映える色。

日本の藍は、日本固有の植物である「蓼(たで)」から取られます。
この蓼って、虫に食べられないようにする自衛として
虫が嫌うような味(辛みだそうです)や成分を作り出しているそうです。

でね、そんな辛い蓼でも食する虫も、いることから
蓼食う虫も好き好き」という諺があるみたい。
藍染めのものには虫がつきにくい というのもうなずけます。

蓼の葉を発酵させて作る藍玉は、
発酵する際に80度の熱を発生させ大変な作業ゆえ
現在は徳島にある1社でしか作られていないこと。

藍の濃淡は、漬け込みの回数で決まるため
職人さんの経験と丹念な技術が必要で
手間暇かかるこの仕事をこなせる職人は、日本に16人しかいないこと。

人工染料が開発されて以来、本藍染めは風前の灯火であること。

(現代の主流は、人工の染料で染められたのが99.9%だそうです)

それらを聞いて、心がぽっかりとしてしまいました・・。
昔から日本人の生活に欠かせなかった本藍染めの技術。
便利さと手軽さから、大切な伝統を失いかけてるんですね。

藍染めしたものは、色が落ちる・・それは人工染料だから。
本藍染めは、洗うほどに灰汁が抜けて深い風合いをかもし出す。

藍で染めた糸は強度が増し、丈夫で摩擦に強い着物になる。
だから、野良着や作務衣として重宝された。

昔の人が育んできた智恵なんですよね。

完全に失ってしまってからでは、取り戻せないのが経験と技術。
この日藍染めの説明をしてくださった先生の息子さんは
後継者として頑張っておられるそうで、思わず拍手してしまいました。 四葉

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コメント

本藍染めって素敵ですね。
やっぱり本物は違う。
洗うほどに深い風合いをかもし出すなんて。
それなのに職人さんが16人しかいないなんて・・・
すばらしい文化は失いたくないですね。
woolさんの染めた色、すごく素敵だし、
私の大好きな色です。
大好きな青空のような青い海のような。
じんとして来ちゃいます。
とてもいい体験されましたね。

こんばんは!
日本の文化ってすばらしいですよね!
藍染の藍色は本当に素敵です。私も夏物の洋服を
昨年どうしても欲しくて一枚買いました。

う~るさんの探究心、本当にすごい、心から拍手です!

美しい色に仕上がっていますね。初めてなのに綺麗な色。自然のものって、心が休まりますね。

「蓼食う虫も好き好き」の「蓼」の意味、そういうものだったのですね。今まで知りませんでした(恥)お勉強になりますv-410

癒される色合いです

mipoママの実家は着物などの日本文化が深い金沢。
ママの実家には古い着物の中に藍染のものも結構あるらしいです。
丈夫だから祖母は普段着ていたのかな。。
なんかそう考えると・・昔の人ってお洒落ですね。

昔の人は自然とともに効率的に文化を育んできたんですね。
mipoも金沢で絵付け体験をした九谷焼の深いグリーンが
とても印象に残っていて、
藍染の藍色も自然とともに生まれる美しい色ですね。

日本の素晴らしい伝統文化は、ずっと引き継がれていって欲しいです。

ともちゃんへ

うん、改めて日本の良さや素晴らしさを学んだという感じでした。
知らないことを学ぶって、大人になってから楽しく思えるのよね。
子供の頃はそういうの苦手だったのに、不思議(笑)

藍染めは天然素材だから、地球にも優しいし
無駄が一つもなく、藍染めの着物は一生物なの。
憧れたんだけど、高くて買えなかったわ(涙)

そう言ってもらえて、私も嬉しくなりました♪
ともちゃん、ブルーが大好きだもんね♪
いつも明るくて優しい雰囲気のともちゃんのイメージカラーは
黄色やオレンジ系だけど、このハンカチみたらともちゃん思いだすからね♪

けいさんへ

わぁ♪ けいさん素敵なお買い物でしたね!
着心地も良いし、夏なら爽やかさのある色ですし羨ましいです♪

知らないことを学べて、とても良い機会でした。
子供時代は、勉強嫌いだったのに不思議です。
しかも無料だったんですよ♪
記録に残しておかないと、すぐに忘れちゃうのが玉にキズ・・(笑)

昔の人の知恵には、全く無駄がなく理にかなってますね。
私もいつか藍染めの服や着物を着てみたいです♪

面白そう!私もやってみたい~!
でもこういう伝統工芸ってどこでも後継者問題で大変そうなのよね。
残したいし無くなって欲しくないけど需要がないことには生計がたたないって。
大量生産品は安く手に入るけど、やっぱり日本人の知恵や心は残して欲しいね。
うん、私もその方に拍手!

らりぃ母さんへ

ありがとうございます♪ 絞った形の染色のイメージがなかった分
仕上がった時は、喜びと嬉しさはひとしおでした♪

うん、手作りや自然なものには心癒されて私も大好きです。
実はこれ、無料だったんですが良い体験になりました。

私も「蓼食う~」の由来、知らなかったのデス ^^;
知っていそうで知らないことばかりだなって感じました。

その点、海外では歴史や伝統を重んじる傾向が強いですよね。
藍染めは外国の方にも人気があるみたいですよ♪

ゆずぴさんへ

そうなんだよね。これが資本主義の姿であり
便利で安価なものにどうしても走っちゃうのが現状だものね。

床ずれしたお婆さんに、藍染めのシーツを使ってもらったら
1ヶ月位で患部が治ってきたんだって。
アトピーなんかにも効果があるんだけど、それらを作るには
大量の藍が必要だし、コストがかかり過ぎるからやめたらしい。
もったいない話だよね~。

ゆずぴさんは手先が器用だし、イラストも上手だから
こういう手作りはちょちょいのちょい♪で作れちゃうよ!
私なんか、しばらーく放心状態でイメージしてまししたから(笑)

MIPOちゃんへ

MIPOちゃんのお母様は、金沢のご出身でしたか!
あぁ、それでお着物に通じていらっしゃったのですね。

古い着物は、国産の絹で織られた着物なので価値があるし
MIPOちゃんサイズに縫い直せば、着こなすことができますよ。
私はその話が、とても羨ましいです♪

九谷焼、キレイですよね。(私、焼き物も好きなのです)
焼き物の美しさを楽しめるのも、日本人ならでかなって思うの。
MIPOちゃんと一緒で、こういう伝統工芸は大切にしたいよね。

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