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天国へ届きますように

2010-03-18 (Thu) 23:59  
渡米以来、こちらでお世話になっている年輩の方が多いのですが
私達が日本へ帰国中の3/10、天国へ旅立たれた方がおりました。

アメリカへ戻った翌日が、その方のお葬式。
法事で日本へ帰国しただけだったのに、こちらでも
喪服に袖を通すということは想定外のことで、言葉がありませんでした。

若い頃もとても綺麗なお方でした。

    2010_0318 葬儀2
そして、私は彼女のそんな時代の話を聞くのが大好きでした。

この方はカナダ生まれなのですが、ご両親は日本人でした。
日本に住む親戚の家へ遊びに出掛けたら、戦争でカナダへ戻れなくなり
GHQで通訳をして過ごしていたんですよ・・。

好奇心旺盛な私は、この時代の話にとても興味がわきました。
飛行機で簡単に海外へ行ける今ですが、当時はどうだったんだろう。
そういう質問にも、丁寧に応え教えて下さる方でありました。

当時は船で、約2週間程かったということ。
海が荒れた時は、食器が揺れでテーブルから落ちることがないよう
水でびしょぬれなテーブルクロスの上で食事をしていたこと。
電話はあったけど1分$20と高額でお正月しかかけなかったのよ。

私が生まれる前の話を、教えてくださった方でした。
海外旅行が当たり前な今、当時の貴重な話を聞かせてくれた人でした。

    2010_0318 葬儀1
ハワイをこよなく愛し、大好きな紫色づくしで祭壇がまつられました。

3/14にランチしましょう

そう誘ってもらっていたのですが、帰国するのでごめんなさいと伝えたら
じゃあ帰ってきたらランチしましょうねって約束していました。

それから数日後、持病の心臓の調子が悪いという電話があり
出国前にこちらから電話をしたのが、最後となりました。

病院で酸素マスクを外し「私が参加できなくとも3/14のランチは
キャンセルしたらダメですよ」とお話した遺志をくみ
3/14のランチパーティは有志で実施されたそうです。

私の母も心臓に病気があるので、どれだけ不安だろうと思ったの。
最後となる電話でお話をした時「心が落ち着かない」と言われた
その言葉が今でも耳に残っています。

短いながらも深いお付き合いでした。
お知り合いになれてよかったと思えている方でした。
今は天国で待って下さっているご主人様と再会されておりますように。

自分にとって大切な命が消えようが
世界は何事もなかったかのように時が流れ日々が過ぎていきます。
そんな毎日の中にこそ、特別に思う大切さがあり
それがこの世から旅立たれた方への敬意となるのでしょう。

そう思える方と巡り会えて良かった。
ここに来なかったらこんな風に思えなかったはずだから。

天国で安らかにお眠り下さい・・。


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